共働き親の放置系中学受験

共働きでも中学受験は出来るのか長男に続き2回目の実験終了。大学合格者高校別ランキングも作ります

中学受験による副作用の一例

長男の中学受験が終わったわけですが、彼で言えばいくつか問題が起きていまして、まあこんな副作用が出ることもあるかもしれないという話を書きます。

 

学校をなめるようになった

元々、長男が受験するに至ったそもそものきっかけは、

「学校は楽しいけど学校の勉強はつまらない」と言っていて、塾に行かせたら「塾の勉強は面白い」と言い出したことでした。

 

彼は極めつけの無精なので学校の宿題が大嫌いで、やっつけ仕事で汚く書いて出すのはまだましな方。出すのを忘れることも多く、ひどい時は覚えていても出さなかったりします。

このため元々内申もひどいものなのですが、受験前に学校を休んだりもしたため、更に学校という物をなめてしまっているようです。

 

小学校をちゃんと終わらせたいので色々な課題や提出物をちゃんと出させたいのですが、学校からのお知らせや連絡帳を持ってこないため、親子共にどんな課題が出ているのかは分からないので何を出したらいいかがまずわからないと言う悲惨な状況です。

 

小学校に対してまあこんなあきれた感じなのですが、ついでに入学前から早速中学校もなめていて、入学前に出されている課題も今のところ全くやる気なしです。

「2~3日あれば出来るからまだやらない」と言っていて中学生活が心配ですし、それよりも本当に将来というか人生が心配になります。

この調子だと中学の内申もひどそうだし中学受験させておいて良かったのかな?

 

本を読まなくなった

5年生までは、歴史物などにジャンルは限られますがそこそこ本を読む子供でした。

誕生日プレゼントに本を買ってくれとか確か言っていた気もしますし。

 

これが6年生になって勉強のため読書習慣を失い、そのまま1年間教材や模試の論説文やら物語文を読み、線をひいたり、四角で囲ったりすること以外には文を読まない生活をしていました。

 

そして受験が終わり、もう教材や模試の文章を読むこともなくなったわけですが、どうも国語の勉強を通じて文章を読むこと自体が嫌いになってしまったようで、受験が終わったら全く本を読もうとしなくなりました。

中学校から入学前に読めと言われている本も読む気ゼロです。

この中学校おすすめ本は小説が多いのですが、親が全くフィクションを読まないので家に在庫が全くなく、好きなの買うから選んでと言っても選ばないという徹底拒否戦術を取られています。

 

親の読書傾向が偏っていて家にある本を子供が読む気がしないということにも問題があるのかもしれません。

関係ないですが最近私は人類の進化の本ばかり読んでいて、頑丈型猿人のパラントロプス属が好きです。

パラントロプス・ボイセイ(Wikipedia)

 

長男は家で本も読まない、勉強もしないで毎日ずっとYoutubeのはじめしゃちょー見て笑っています。

多少であればスタディサプリの授業動画は見るのでほんの少し救われますが、これもまたやはり中学生活も、将来も心配になります。

 

体力は意外と落ちていないというかすぐ元に戻るようで、体育の持久走も最初こそへばっていましたがもう受験組は遅いということは意外にもないらしいです。

CG啓明館の2017進学状況(合格実績じゃなくて)

CG啓明館の2017年入試報告会なるイベントがあったようで、長男と妻が出かけて行きました。

その席で2017年の進学状況が配布されたようでこれを共有します。

 

合格実績は各塾が発表しますが、合格実績だと一人で渋幕と麻布と栄光と筑駒と聖光の合格稼いじゃう猛者がいたりするので、この塾でこれくらいだと出口はこんなものかのかなというイメージがしづらいと思います。

でも、進学実績なら一人一校だけなので分かりやすいかなと。

 

まず男子から行きます、全部で336名のようです。

 

まず難関校から行きます

  • 海陽(給費) 1名
  • 聖光学院 7名
  • 麻布 1名
  • 栄光学園 13名

ここまでで22名。6.5%ですね。

開成に3名合格したようですが、結局誰も行かなかったようです。麻布も3人受かって行くのは1人だけ。さすが県民。

今年はちょっと聖光も栄光も少なかったですか。

長男に言わせると「サピックスにやられた」らしいです。

このレベルの進学者が平均すると1スクールに1人位の計算です。

 

それに次ぐクラスでは

  • 浅野 21名
  • 桐朋 1名
  • 早稲田 1名
  • 慶応藤沢 1名

といった感じです。ここまで46名、13.6%です。

浅野に関しては今年は健闘ですね。

ここまでで1スクール平均2人強ということになります。

 

  • サレジオ学院 7名
  • 逗子開成 51名
  • 攻玉社 1名
  • 鎌倉学園 36名
  • 高輪 6名
  • 立教池袋 1名
  • 渋谷渋谷 2名
  • 明大明治 1名
  • 公文国際 6名
  • 神大附属 8名
  • 中大横浜 4名
  • YSFH附属 2名

といった感じです。ここまでで171名、半分強です。

中央値がここなら悪くないんじゃないかと。他に都市大付属に3名行くようですし。

平均のはずの偏差値50でここら辺受かれば健闘ですよね。

もしかすると偏差値の分布が歪んでいて、偏差値50が中央に来ていないかもしれません。

 

しかし逗子開成と鎌学の占有率はすごいです、2割くらいが啓明館OBという。

三浦、湘南方面に校舎が結構あるからでしょう。

 

次は女子行きます。

女子は合計293名のようですが、

  • 豊島岡 2名
  • フェリス 15名
  • 慶応藤沢 5名

男子と区切り感少し変えますが、ここまでで22名、7.5%です。

フェリス、SFC少し増えてますか。

これも1校舎に大体平均一人です。

  • 横浜共立 20名
  • 横浜雙葉 9名
  • 渋谷渋谷 1名

ここまでで52名、17.7%です。

横浜共立去年の30名よりかなり減らしてますが、それでも結構います。

  • 洗足学園 3名
  • 頌栄 1名
  • 鎌倉女学院 34名
  • 湘南白百合 8名
  • 青山学院横浜 8名
  • 日本女子大付属 2名
  • 公文国際 9名
  • 神大附属 6名
  • 中大横浜 4名
  • 市立南附属 7名

ここまで134名、45%です。

これに品川女子7名、清泉14名入れて半分超える感じで、微妙に男子優位な感じもありますかね。

こちらもやはり鎌倉女学院の占有率が高いですね。

 

感想ですが、CG啓明館は神奈川の地場塾の中でも、湘南や三浦半島方面のスクールが多く、川崎や横浜東部に少ないため、かなり特徴的な進学実績です。

逗子開成、鎌学、鎌倉女学院辺りに対しては、志望する生徒も多くてきっと対策も練れている塾なのではないでしょうか。

 

ちなみに合格実績はこちらになります。