長男の通う啓明館に、一卵性の双子がふたりで通っているらしいのです。
当然見た目同じで区別が付かないのですが、見た目だけでなく学力も得意不得意も同じで、成績表で仲良く隣に並んでいることも多いそうです。
一卵性ですから遺伝子同じ、家庭環境同じ、そして塾も同じであれば、学校の担任の先生の教え方位しか差が付く要素ないですから、学力が同じになるのもまあ当然とも言えます。
で、次男が通い始めた臨海セミナーにも双子がいるようなのです。
こちらは両方男なのですが、背の高さも少し違うらしく、話を聞く限り二卵生っぽい。
それで、こちらの双子は学力も得意科目も差があるようなのです。
二卵生の双子は遺伝的には兄弟と同じ関係なので家庭環境は同じでも遺伝子には少し違いがあるはずです。
一卵性だと学力に差がないのに、二卵生だと差があるってことは、生まれた時から遺伝子によってある程度学力は決まっちゃってるということになりますね。
努力とか、塾選びとか関係ないファクターがあると思うとなんか寂しいですが、実際そうですよね。
この話はわずか二組の比較ですが、この双子研究をちゃんとやっているのが東京の東大附属中等です。
ここは入試に「双子枠」があり、研究用に双子を集めます。
ズルいと思うかもしれませんが、東大附属ですが東大への進学枠があるわけでもないのでそんなに激しくズルいわけではありません。
この東大附属の研究によると、社会と理科は遺伝の影響が強く、国語と数学はそうでもないという話を本で読んだ気がします。
記憶力に遺伝の影響が大きいということでしょうか。
読んだのはこの本ですね。
ご興味があればどうぞ。