中学受験は多くの子供にとって、そこまでの人生で最大のプロジェクトではないでしょうか。
すると多分、そこから勉強以外にも色々な人生訓的なものも学んで、いいも悪いもその後の人生に影響すると思うんですよ。
で、なにを学ぶかですが、努力と結果の組み合わせで変わってくるかなと思っています。
四つの組み合わせができますが、各組合わせごとに得るであろう影響を考えてみます。
1・努力して結果が出た
頑張って受かるという理想的な展開。
困難なことがあっても、努力すれば達成できるという自信がついて、頑張りやさんの立派な大人になりそうです。
自分にも自信がついて色んな事に挑戦していってくれそうです。
2・努力したのに結果が出なかった
頑張っても受からなかったという組み合わせですね。
俺はダメだと自信を失い、頑張ったって意味ないよと思ってしまって悪い教訓を得てしまいそうです。良くないですね。
努力の量じゃなくて、やり方が悪かっただけ。やり方変えれば上手くいくはずと思ってほしいですね。
3・たいして努力してないのに結果が出た。
たいして頑張ってなかったのに受かっちゃった組み合わせですね。
結果が出ちゃってるがために、頑張らなくても何とかなるでしょと思ってしまい、あまりいい教訓は得ないかもしれません。
俺はデキるという認識は出来るでしょうから、この自信を活かして、その後なにか力が及ばなかった経験を積めばいいのかもしれません。
4・たいして努力してせず結果が出なかった。
たいして頑張ってなく、やはり落ちちゃった組み合わせですね。
やっぱり頑張らないとダメなんだと痛感するでしょうから、じつはけっこう悪くない教訓を得るかもしれません。
自分に対する自信はそんなに棄損しないでしょうし。ただ、頑張らなかったという時点でもう人として限界があるのかも。
のように思いました。
実際には、第2志望は結果が出た内に入るのかとか、努力は主観的なものなのか客観的なものなのかとかでこんなに単純ではないと思いますが一つのネタとして。
ウチの長男は4になりそうですかね?