中2になった長男のスマホ依存ぶりがひどく、テスト前1週間以外は家で全く勉強しなくなっています。
無限にLineして、無限にYoutubeを見、無限にゲームすれば寝る時間が何とか残っているだけですから、家には居るものの家族との会話もなく、学校には行く引きこもりのような生活です。
一応スマホは自分の部屋に持ち込まないというルールにしてあるのですが、このせいで図体の大きくなった反抗期の少年がずっと無言でイヤフォンしてたまに笑ったりしてリビングに居る状態が気持ち悪いというかとてもウザくて最悪ですよ。
ただ、部活の連絡などもLINEグループで来たりするようなので、スマホあった方がいいんだろうなという気もします。友達の輪に1人入れない状態もかわいそうかなと。
元々は、スマホにはペアレンタルコントロールアプリなるモノが色々あるらしいので、それで時間やアプリの制限かけられるんでしょ。と思っていました。
しかし、スマホをセーフモードにして起動し、ペアレンタルコントロールアプリを削除するという方法を長男が覚えてしまい、どうにも制限がかけられない状態となっておりました。
アプリベンダーももっと頑張って欲しいところです。
しかし、中学生ともなるとITリテラシーも侮れないですね。
このように困っていたところ、3大キャリアの提供する「あんしんフィルター」なるサービスはなかなかカタいと聞いたので、強制的に子供のスマホを新しくしました。
今度はY!mobileです。Y!mobileもこの「あんしんフィルター for Softbank」が無料で使えるようだったので、そうしてみました。
この「あんしんフィルター」の親のPCからの管理画面なのですが、こんな感じです。スマホからでも管理可能です。
設定できるのは
・Webフィルタリング
・アプリフィルタリング
・利用時間帯制限
です。
「ウエブフィルタリング」は、Webページのカテゴリごとに閲覧の可否を決められるというものです。
ホワイトリスト方式にして、指定したドメイン以外見られないようにもできます。
Wifi経由でつないでも制限を掛けられるようです。
「アプリフィルタリング」は、アプリのカテゴリごとに閲覧の可否を決められます。
但し、YoutubeのカテゴリがSNSになっていたり付与されるカテゴリがやや不思議です。
個別のアプリごとに、使用可、不可を設定することもできます。
これもWifi経由でつないでも制限を掛けられるようです。
このWebやアプリの制限は、「小学生モード」「中学生モード」などのデフォルト設定があるのでそれを使うこともできます。
「時間帯制限は」スマホの使用可能時間を曜日と時間で設定できるというものです。
Y!mobileのAndroidスマホを同時に買った(0円でしたが)のですが、購入時には年齢によりこの「あんしんフィルター for Softbank」が自動的に設定されるようです。
とりあえずセーフモードで起動しても、アプリをオフにしたり削除はできなそうなので、これまでのペアレンタルコントロールアプリよりはカタそうです。初期化も出来なくなっている。
それでも油断はできませんが。毎日利用状況のメールが来るので気休めにはなります。
子供の検索履歴や位置情報も見られるのですが、やはり「あんしんフィルター 解除 ウラ技」みたいなワードをしつこく検索しているようです。まあ、そうするよね。
子供がアプリを入れて、利用許可を求めるメールが沢山来るのですが今のところ全部無視しています。
現時点では、ゲーム全部禁止、Youtube禁止、21時~6時まで使用禁止の比較的鬼設定です。
LINEは出来るのが一応武士の情けですが、あとは電話とカメラとMapとスタディサプリだけというストイックなスマホの出来上がりです。(辞書や英単語アプリなど入れてあげたがアンインストールされた)。
スマホはこんな感じになりましたし、テレビもアプリから電源が入らないようにしてあるので、相当つまらない留守宅になっているはずです。
これで少しは勉強してくれないですかね?
その分昼寝して終わりかもしれませんが、Youtubeよりは昼寝してくれた方がまだマシです。
しかしこのスマホ。世界中の中高生の時間を鬼のように奪っていると思いますが、これが学力低下につながらないものでしょうか?
スマホいじる時間の1/3でも勉強に回せば、結構違ってくる気がします。
でも、スマホがなければその分テレビ見るだけであまり変わらないのかもしれないですがどうなのでしょうか?