子供の行きたい学校はかなり分かりやすい。
というかあまり考えていない。
①偏差値が高い
塾に行って1年半。ピュアだった子供も十分に塾的な偏差値価値観を吸収してしまい、難関校に行くほどカッコイイと思っている様子。 出来れば僕も偏差値の高いところに行ってカッコ良くなりたいとは思っているみたいです。
また、一番下のクラスから一番上のクラスまで(小規模なのでせいぜい3分割ですが)やった長男は「上のクラスの友達の方が、面白くていいやつが多い」と感じているようで、難しい学校の方が面白くていいやつが多いはず。と思っているらしい。
例外も多いでしょうがその傾向は確かにあるでしょうね。 頭がいい方が話が面白いだろうし、家がお金持ちだったりした方が余裕があってナイスガイになりやすいでしょう。
②男子校
おじさん視点ではとても理解に苦しむのですが第2次性徴前はそういうモノなんですかね。 男子校の方が楽しそうだと言います。 今は公立の小学校ですが、女子と遊ぶことはほとんどないので、女子が居ても意味はないと思っているのでしょうか。
なにしろ長男はバレンタインにチョコレートとか持って帰ってきたことないですから。次男と三男はもらってきますが。
それでも女子高生と一緒に学校通える人生一度きりのチャンスをみすみす逃すとは愚かとしか言えない。 神奈川には共学の難関校がないので、①の理由も複合して男子校志向になっているのかもしれません。
東京には学付とか筑付とか渋渋などありますが、神奈川だと公文か公立になりますし。
③近い
これは早起きが出来ないからです。 しかし、攻玉社や世田谷学園なら逗子開成よりむしろ家から近い気がしますが、東京の学校にはどうも興味がわかないみたいで、下り線通学志向。あと、バス利用がいやみたいです。
一方、親として行かせたい学校は
①受験少年院系
とにかくグータラな子供なので、自主性を大事にする所に行くとダラけるのは確実。 無理やり努力させられる位の強制力がないとろくな大人にならない気がします。 だから、特に勉強をがっちりやらせるところに行かせたいのですが、神奈川は少ないかもしれません。桐蔭中等位ですか?
②ほどほどのレベル
これから伸びるか沈むか分かりませんが、長男はまぐれで難しい学校に入学して深海魚化すると、勉強からすぐに逃げて、勉強以外のところで自分探し始めて、「ブラジルにサッカー留学したい」とか「プロサーファーになる」とか言いそうなんですよね。「がんばって勉強して追いつく」じゃなくて「勉強では負けるけど○○なら俺はすごい」と思いたがりそうな意識低い子供なんですよ。 ですから、普通に勉強して普通の成績が取れる位の学校の方が、勉強してくれる気がします。
③センター試験廃止後の入試に対応できる?
2020年にセンター試験が廃止されて新しい入試方式になるようですが、今から中学入学だと大学受験はその後。そうすると国立大学の2次試験は小論文だの面接だのと言う話になりかねないのですが、そこに対応してもらえそうかと言うところは気になります。
小論文だったらライティングのトレーニングは必要でしょうし、面接だったらトレーニングに加えて、生徒会長を3カ月任期にして人数を増やすとか、生徒会副会長を50人作るみたいな学校側の取り組みが合否を分ける気がします。
長男の大学受験は方式が変わってまだ数年後になるはずですから、高速でPDCAして勝てるプログラムを作れる学校かどうかで進学実績は大きく変わる可能性があります。こういうのは進学支援にやる気がない学校と熱心な学校で差が出そうな気がします。
一方、就職活動の「学歴フィルター」みたいに、高校のネームバリューが合否を決めてしまうみたいな展開もありえます。そうすると伝統校が有利かもしれませんね。面接官と同じ高校だったらなんとなく甘くなっちゃうことはきっとありますよ。
おそらく、生徒会長好き、運動部好き、ガリ勉好きなど大学ごとに好きな子供の傾向が出たりするのでしょう。その傾向を読み解く情報力なんかも重要になるでしょうね。
どちらにしろ、共通テストを複数回にする=秋にもやるのであれば、先取りやってる中高一貫の方が有利なのは間違いない。県立じゃまだ秋に数3終わってないでしょ。
面接ネタ作りの点でも高校入試がない分余裕がある中高一貫の方が得でしょうし、大学入試改革も実は、私学による公立潰しの一環?
私学でも栄光みたいに高3まで文理分けしないところも早めの試験には不利ですよね。きっと数3が夏までは終わらないんじゃないですかね。それとも文系も2年の内に数3やるんでしょうか?