マシュマロ実験というスタンフォードで行われた有名な心理学の実験があります。
この実験は、机の上にマシュマロが一つ置いてある部屋に4歳の子供を連れてきて、
「いまから15分出かけるけど、このマシュマロは君にあげる。でも、帰って来た時にマシュマロを食べてなければもう一つマシュマロをあげるよ」と言って部屋を出て、15分後に戻ってきて食べるのを我慢できたかをチェックすると言う実験です。
こんな感じですかね?
それで結果、我慢できた子は1/3位だったらしいです。
で、面白いのはこの対象者の追跡調査が20年ほど後に行われたことなのです。
この結果、4歳の時にマシュマロ食べるのを我慢できた子のほうが
- 回りから優秀と評価されている。
- 大学入試共通テストの結果が平均200点ほど高い。
ということだったのです。
大学入試共通テスト(SAT)ですが、2400点満点なので200点は結構な差です。
マシュマロ我慢できる子は遊びも我慢して勉強できるってことでしょう。
そしてそのまた20年後の調査でも、その傾向は変わらなかったらしいです。
しかし4歳でもう変わらないという結果だとすると、うちの3人全員手遅れなんですけど...
分析結果は、我慢できる能力(自制心)のほうがIQよりももっとテストや社会的成功に関連しているというものになっているそうです。
きっと、飲んだ後にラーメンを食べるのも我慢できるんでしょうね。
多分、我慢できる人は太ってもいない気もします。
東大にデブがほとんどいない(本当にいない)のは、こういうことなんですね。
ベストセラーの「やり抜く力 GRIT」も自制心に近い概念ですよね。
特に仕事には絶対大きなファクターになると思います。
それでウチの長男の場合ですが、多分5秒くらいで食べちゃうと思います。次男は3秒、三男は1秒位だと思います。
とりあえず長男が色々我慢して勉強することが全然できないことは証明済み。
将来がとても心配ですが、僕も子供のころは割とそうだった気が...
というか本当は今も辛抱弱い気もしています。
飲んだ後にラーメン食べちゃうこともありますし
どうみても揃ってダメ親子です。ありがとうございました。
こちらにWikipediaのリンクを付けておきます。