もう全然受験と関係ない話なのですが、移民政策が議論されているので「僕の考えるさいきょうの移民政策」などを書いてみたいと思います。
私の結論としては、「せめて修士位の学位持ち移民に来てもらおう」です。
できる若者に来てもらって日本で学位を取ってもらってもいいのですが。
元々、なぜ移民に来て欲しいかというところですが、単純な人手不足だからとは思っていません。
少子化により生産年齢の人口が減って老人の比率が高くなり、年金財政や健康保険が持たないからじゃないですかね。
結局カネの問題ではないかと。
その金を手当てするには、どこかから取るしかない。でも、稼ぎのないところからは取れないじゃないですか。
そうすると、沢山カネを集めるためには沢山稼いでもらわなきゃいけないってことになりません?経済成長ってやつです。
そう考えると、儲からなくてろくに給料が出せず、そのおかげで日本人が寄り付かない仕事を存続させるために移民に来てもらっても割と仕方なくないですか?
儲からない企業からは大して法人税取れないし、安い給料からは所得税も取れません。
更に、自国に家族を残して来日し、働いて家族に仕送りしていたら消費も少なく消費税もあまり取れません。
人手不足なら給料を上げて人を集めればいいし、そのためには値上げをすればいいし、値上げをしたら競争できない非効率な企業やセクターは廃業しすれば良くないですか?これで人手の需要が減れば人手不足もめでたく解消です。
建設とかは随分値上がってますが、もっと上げればいいと思います。
給料が上がると、所得税がもっと取れますね。赤字企業からは法人税取れないので、よほど社会的意義でもなければ儲からない企業はリソースを浪費する社会悪です
オーナーさんもより効率のいい企業で働いては?(トヨタの期間工みたいな)と思います。
話それますが、人手不足とされるコンビニ、外食は値上げ以外にも時給上げられる手段が多分あります。
それは「深夜閉める」ことです。セブンイレブンの名前通りにするのです。
あまり売れない時間帯に人張り付けて店開けるから生産性が下がるんじゃないですかね。特に近所に似たような何軒かあるなら曜日決めてローテーションで閉めれば客も困らないし。
で、どうやったらカネをもっと集められるんだろうと考えたのですが、結局デキる人をどう増やすかということではないかと思いました。
例えば孫正義さん一人が日本に居てくれるおかげで、個人の所得税はもちろんですが、SBの法人税、SB社員の給料からの所得税や年金や健保、SBへの投資家が払う配当課税や譲渡益など、相当なカネが得られているんだと思います。法人税だけで5000憶ですから。
個人の消費、社員の消費、投資家の消費からの消費税もあるしそれらの消費はまわりまわって色々な税収に代わるんだろうと。
孫正義さん、UCバークレーを出て最初はアメリカで起業したようですが、日本に戻ってきてくれて本当にありがたいですね。
移民政策も孫さんクラスとは言いませんがミニ孫正義さんみたいなデキる、賢い人になるべく多く来てもらうことを目標にするのがいいのではないかと思うのです。
そんな人はミニ度によりますが1万人に1人位で、教育によって多少増えるかもしれませんが日本からの出現はまあ限られているでしょう。
但し、外国から有望そうな若者だけをセレクトして来てもらえれば、100人に一人位で行けるのではと思うのです。
移民反対の人は、治安とか断絶とか社会保障を気にしていますが、賢い人だけ集めれば問題はなくないですか?
賢い外国人は日本語も漢字もすぐ覚えちゃいますし。
そして賢い人の子供はやっぱり賢くなる確率は高いので、定住してくれれば日本の賢さレベルが上がっていくのではないでしょうか。
本当の大天才みたいな人はアメリカに行きそうですが、カナダ、オーストラリア辺りとの取り合いに勝つイメージです。
で、その賢い若者を選ぶフィルターですが、手っ取り早いのはやっぱり学位かなと。
ベトナムやバングラデシュのトップ大学の理系で好成績を収めた学生さんは無条件で定住権を進呈し、希望すればすぐ帰化できる感じでどうでしょう。
中国もビザが出るかどうかにどこの大学を出たかなどが効くようですが、それをもっと極端にする勢いです。
やりすぎると国際問題に発展しかねないですが、少なくともアメリカはやってるし多少はね。