長男はなぜだかわからないのですが、1度やった問題をもう一度やるのが大嫌いです。
分からなかった問題、間違えた問題であっても同じ問題をもう一度やり直すのが大嫌いなので、分からないまま放置して次に行ってしまいます。
一応、正解は見るようなのですが、答えを見ただけで次正解できる問題ならばけっこう最初から正解できるはずですから、特に算数は答え見たって分かった気になるだけです。
「手を動かしてやり直してみないと、次出来るようになならないよ」と何度も言っていますが、全く聞いてくれません。
やり直す気は最初から全くないので、「間違った問題には印をつけておけ」というのもやはり全然やってくれません。
彼の勉強を見ていると、問題が分かるようになるための勉強。ではなく、問題を解く作業をするだけですね。
本来、勉強の目的である「できなかったことが出来るようになる」ことはあの勉強法ではほぼないでしょう。
成績が伸びないはずです。
親の言うことは聞かない子なので、塾の先生からも何回か言ってもらったのですが、これに関しては全く効果がありません。
色々モノで釣ったりしてもこれだけはやらないのです。
勉強時間が少ないこともあり、塾の教材には手を付けていない問題が沢山あるので、同じ問題をやり直すよりもなるべく多く解いておきたいということらしいです。
しかし、解けなくてもろくに解説も見ず、質問もせず、そのまま次の問題行って、類題が出てもやはり間違えてやはり解説も見ず(以後繰り返し)。のようなので、時間の無駄にしか思えない。
何かのきっかけで心を入れ替えて、間違った問題に印をつけてやり直すようになれば、今よりはマシな成績になると思うのですが、彼は自習室に行くようになってから家で一切勉強しなくなっているので、親にはなにをどう勉強しているのかがもうわかりません。
このため、残念ながらもう勉強にアドバイスする機会もないのです。
受験は、知性、成長段階、頑張りなどの要素に左右されると思いますが、性格というか人の言うことを聞く「素直さ」も大事ではないかと感じます。
受験までもう半年ですからさすがにそろそろなんとかしたいですが、どうすればこの解き直しやってくれるようになるのでしょうか...